ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

バランスラバー

2024/1/18

昨夜のライブ、帰りはそこまで遅くはならなかったのですが、帰ってきてから数時間ソウイチロウ君とゲームをしてしまい、結局のところ夜は更け、起きたのは昼過ぎでした。まぁライブもゲームも楽しかったので、後悔はありません。我々、仲良しであります。

食事を済ませたら、銭湯にて湯に浸かり、血行をストリーミングしていました。次のライブまではひと月以上空きますので、とりあえずはひと段落であります。湯上がりに熱い茶を啜りながら昨日のブログを書き終えたら、フロアに垂れ流される相撲を聞き流しながら、次に何をやるか考えていました。

十五周年も始まりました。発表もしました。いくつかライブもやりました。やる事は山積みのはずです。そしてやるべき事は、すべて早めの方が良いのです。わかってはいるのですが、私は今ここで湯呑みの底を舐めながら、「考える」という名目だけ置いてボケーっと呆けていました。今すぐできる連絡もいくつかあるのですが、何故か、あえて、逆に、何もする事はなく、知りもしない力士たちの勝敗を眺めていました。

こういう日もあります。ありすぎてもう、私は諦めています。いちいち罪悪感を覚えていたらキリがありません。ただこういう時間も悪い事ばかりではなく、あくせく動くよりは確かに脳の休息にはなっていると思います。そういうリターンをきちんと把握していけば、世の中が少しだけ楽になります。

まぁただの儚い慰め、うろんな気休めなんですがね。そういうのがないと、現世はマジでやってられんですぜ。楽に行こうと真面目にやろうを使い分け、うまいことバランスとっていきましょう。ほどほどの達成感と、ぼちぼちの後悔を抱えて死んでいくのが、なんだかんだ一番良いのではないかと思うのですが、どうなんでしょうかね。