ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ラーメン雑炊はうまい

2024/1/19

暖かいのか寒いのか、薄着なのか厚着なのかもうよくわからん体温をキープしつつ、新曲のデモを作っていました。

先日打ち込んだドラマにギターを刻み入れ、ベースで塗り潰し、ボーカルで収束させました。久しぶりに、めちゃくちゃ変な曲ができたと思います。よくわかんないけど、多分格好いいやつです。皆さんの前に披露するのが少し怖いものでもあります。曲に自信がない、というよりも、もっとちゃんとしたモノを出した方が良いのではないか、という思いからです。「ラーメン雑炊」みたいなのをお客さんに出す奴がいないのと同じです。アレはうまいんですがね、人に振る舞うもんじゃないです。

やはり、私の中で変な曲を作りたい欲求は頑としてあるのです。しかし皆さんを置いてけぼりにする、自己満足のみの創作をする気はないのです。きちんと美味いと言わせたい。ただできれば「なんやコレ」とひと笑いさせたい。その上で「悔しいけど美味い」と言わせたいのが、しち面倒臭い私の欲求なのです。

創作欲求、まだあります。大丈夫です。ただ毎度のことながら、今作ってるアルバムより、次に作る予定のアルバムに着手したくなってしまう、逃避みたいな困った欲望で脳がムズムズします。しかし作品作りってのは、きちんと腰を入れねばならんのです。飽き性の私は得意ではないのですが、やらねば永遠に作品はできんので、しっかり、やります。

デモを作り終えたら、夕食は袋麺、から残り汁に米と卵を入れたラーメン雑炊でした。品性のまるでない飯ですが、やっぱこれ、うまいのですよなぁ。困るぜ。