ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ブロークンブログ

2024/2/19

ブログに書く事がねぇ、そんな事を思いながら、液晶を眺めていました。今日はまぁ仕事をするなり、運動をするなりしていましたが、間違いなく私の人生史に残らない一日であり、押入れの奥に追いやられて存在すら忘れるような、そんな中身のない日でありました。

思いついた事を書いては消し、書いては消し、なんとなくしっくり来ないまま思考は現実逃避へ、PS4の中に身を隠していました。ゲームはいつだってすべてのものを先延ばしにしてくれる、小学生以来の付き合いの悪友であります。酸いも甘いも奴と共に喰らってきました。ズッ友だよ。

別にまぁ、こんな日もあります。というかこんな日がきっと人生の半分以上を占めているんじゃないでしょうか。一日一日が歴史に残るような日だったら、なかなか安静には暮らせないです。有象無象みたいな日々を、基本的に泳いで生きているのです。ブログに書く事が思いつかない日もあります。私だって、日々なんとか搾り出しているんですぜ。それでもブログのために生活を歪めたり、なるだけ嘘をついたりしないように務めながら、とりとめのない日々を記しています。

ブログも今年で6年目になります。書く事自体はもう4日目くらいで飽きているので、その後はずっと義務感だけで書いています。もはや日常の、しかも面倒サイドの義務になっています。30分くらいかかる歯磨きを毎日しなければならんと思ってくれれば、私の溜め息が液晶を越え、少しは臭ってくるのではないかと思います。

もちろん記していて良かった事もあります。間違いなく文章力は上がったと思いますし、意外なところでは用途不明のクレジットの履歴なんかを辿るのにも活用できます。見てくれる人がいるのは素直に嬉しいですしね。そのためにも、こういう有象無象の日も何とかして記さねばならんのです。「やる」って言ってしまったのでね、あとはもうやるしかないんです。