ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

アリカタ

2024/2/25

今日もライブでした。

 

一昨日の福岡から、一日空いて今日は山口、周南ライズというよくわからない行程でのライブです。よくわからねぇな、と思っていたら、共演の小倉の後輩、kennerは今日福岡で1ステージしてから周南でもう1ステージ、さらに明日は小倉でライブらしいです。よくわからなすぎて戦慄しました。

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もう何度目かわからない周南なので、一日の流れは慣れたもんです。PAのねぎおさんとの連携もバッチリで、怖いモノはありません。しかも今日は土日で、普段は昼に一度閉まる「階杉」というまぜそばの店も開いていたので、意気揚々と雪崩れ込みました。外では共演のunreffortの皆さんもいて、少しばかり談笑していました。そういえば、ピカソフィッシュも一部ここに来たという話もありました。皆、考える事は同じようです。

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そう、美味い飯は良いライブを作ります。これはマジです。ライブの日に一度でいいので、心の底から「美味い」と思う事で思考に区切りが生まれ、一日の流れにリズムができます。別に食べなくても良いライブができる日はありますが、少なくとも私は、少しくらいなら無理をしてでも美味い飯喰らった方が良いと思っています。

階杉の後は近場の古本屋へ、小さなコーナーに所狭しと並ぶ本。普段行かない古本屋は、普段目にしない本に目が行くので面白いです。

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アレコレ物色しながら、4冊ほど購入しました。買ったはいいものの私はいつ読むつもりなんでしょうか。部屋でも本が塔を作っているというのに。そのうちバべりそうです。

 

道中は適宜、必要に応じて猫を撮りながら、やがて開演、そのうちに出番となりました。

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弾き語りを含めれば今月4本目のライブ、一昨日の疲れも抜けてはいませんが、フロアで見てくれているのはお客さんだけでなく、共演の、しかも歳下の皆さんがいます。その中には当然2日で3本ライブやってるkennerもいます。そうなれば歳上として、先輩として、見せてやらねばいけないものがあるでしょう。

別に、共演者のためにライブをやっているわけではありません。お客さんのためだけでもありません。我々は我々のため、我々の在るようにライブをしているのです。我々はこう在るのだと、主張するためにライブをしているのです。それが一番、我々が格好良く在れる方法だと信じて、ひいてはすべてのためになると信じて、そうライブをしているつもりです。

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破壊的な音を出しながら、めちゃくちゃな量、叫んでやりました。とても楽しかったです。ありがとうございましたぜ。

 

明日は平日なので、打ち上げも早めに切り上げ、帰投致しました。この辺りはかなり歳上感のあるムーブですね。もちろん、打ち上げに最後までいるのもめちゃくちゃ楽しいのですが、それも自らの人生と天秤にかけなければいけない歳なんですよ。

若いうちにしかできない事もあれば、このくらいになってしかできない事もあります。無理して若く在ろうとするのではなく、今この状況で一番良いことを選ぶのが一番良いのです。

より良く在るために、まだまだ精進いたします。ありがとうございました。

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