ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

勘定と感情

2024/3/3

確定申告を終わらせました。

数字、数字、またまた数字を並べに並べ、昨年の私の懐の温度をすべて書き記していました。確定申告、毎年のことながら、うまくできた気はまるでしません。これで良いのか、とずっと首を傾げながら記入をしていました。まぁ、得たお金は全部書いているつもりです。卑怯なことはそんなにしてないつもりですし、仮にできるとしても、成人男性の小遣いにもならん程度の額が私には関の山です。別の意味での問題がありそうです。

すべてを入力し終えた後、血液のような真紅の赤字に気が遠くなりましたが、なんとか現在、身体を駆動させる分は残っているようで安心をしています。生きてるだけで丸儲けどころかとめどなく損をしていくような毎日ですが、とりあえず生きていれば良いのです。少なくとも死ぬよりかは多少マシです。死にまったく魅力を感じないわけではないですが、色々考えてみれば面倒臭いことだらけなので、たぶんやらんでしょう。生きても死んでも、どっちみち世の中は面倒臭いもんです。

昨年の金勘定を終わらせましたが、昨年の私の感情の推移は、申告できないほど複雑なもんです。ある意味ではそれを買っているから赤字になっているのだとも言えそうです。まぁだいぶ高くはついているので、もう少し安くできないもんかと、今年も頭を悩ませていきます。生きます。