ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

2月11日 やらねばならんのは知っている(知っているだけ)

朝は6:50に、起きる。

睡眠時間が 6時間を切っていたので不安ではあったが、思いのほか、良い目覚めであった。

やはり、昨日はライブ廻りから30分自転車を漕いで帰るなど、多少の運動をしたからであろうか。

お湯を少しづつ冷まして飲みながら、運動、大事だなぁと、思う。

 

朝食が欲しいが、バナナはまだ切らしている、パンもない、昨日と同じ状況である。何か買うなり実家から持ってくるなりすればよかったが、していない。

仕方なく、味噌はあるので、お湯に溶かす。乾燥わかめもあったので、入れる。味噌汁、できる。飲んでみると、暖かいし、ワカメの歯ごたえもあり、思いの外満足できる。日本の夜明けぜよ。


別に、そこまで極貧な訳ではない。単純に、今、家にない、だけである。

ただの貧乏ではある。

 


着替えて、出勤。「運動は大事」と言っておきながら、寒かったので電車で向かう。

寒いのが悪い、寒いのが。

 


レッツ、アルバイト。

さぁ今日も1時間870円で人生を切り売りするぞー。安いよ安いよー。おにーさん買って行ってー。

いや、マジで、買ってください、私を、我々を。お兄さん。


笑顔と愛想と振り撒き、ときおり侮蔑を飲み下し、バイトを終える。

祝日にしては少し暇な業務であった。それでも、7時間ほど立ちっぱなし歩きっぱなしであり、人間として疲れないはずはない。それなりの疲労感をもって、家に帰る。


帰り際、レッドブルのおねーさんに会う。都市伝説ではなかったのか、ゼロカロリーのレッドブルをもらう。やったぜ。ありがとうおねーさん。寒いので気をつけてな。

 


しかし、バイト終わりにレッドブルをもらっても、上がったテンションの保温ができない。

しかも、帰りは電車。

飲み終えた缶が、ちょっとだけ、邪魔。

まぁまぁまぁ、まぁ、まぁ、ま、ぁ、まぁ。

 


事務所へと帰還。

さて、コーヒーを飲んで仕事だぜ、今日もやったるぜ、あれ、コーヒー豆がないぜ、コーヒー飲めないぜ。終わった。

 


ほうじ茶をすすり、レッドブルの余韻をわずかに感じながら、脳内に残されたカフェインでキーボードを叩く。

いくつか連絡を終えた後、今日も今日とて動画の編集である。

少しずつやっていかないと、ブログもツイッターも「動画編集しました」で終わってしまう。

 


動画編集は大変である。

何が大変って、音を聴きながら映像を編集するので、単純作業でも「ながら」ができない。ラジオやテレビが入る余地がないのである。編集ソフトと見つめ合うしかない。こちとら素直にお喋りもできない。

ユーチューバーやゲーム実況者の気持ちがわかる。彼等もご苦労様だ、ほんと。

 


カフェインがないせいか、「カフェインがない」と思っているせいか、集中力が今ひとつである。

コーヒーが飲みたいぜちくしょーめ。

 


夜、なんだかんだ4ポモドーロ決めて、実家へと赴き、飯を頂く。

シャケの肉を砕いて半液化させたモノを、白米に乗せて、醤油とわさび、その組み合わせに脳の快感機能が破壊される。うまい。

「塩梅と按配って何が違うの?」みたいな事を談笑しながら、食事を、終える。

 


事務所へと帰還。外が寒いなおい。自転車には厳しいぜ。

とりあえず、ウォータークローゼットにて、ブログをしたためる。

ブログ、日記って、記憶力の訓練になるらしい。1ヶ月続けたが、効果はあるのかしらん。

 


パソコンに向かって、さぁ作業

さぁ作業、という気持ちにはなる。気持ちにはなるが、あわれわたし、インターネットサーフィンの波に落ち、大海に飲まれる。

要するに、何もできなかった、です、ちくしょう。

 


やることは、山積みなのだ。やらねばならん。

しかしそういえば、ちょっと前に「夜は仕事をしない」みたいに言ってた気がする。なんかもう、よくわからん。

何にせよ、やらねば、ならんのよ。

 


明日は休みだ、明日、頑張る。

頑張るんだよちくしょーめ。