ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ウラロジック

2022/12/21

ウラロジック

四次元に行っていました。

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光のロックバンドたちが続け様に情動を撒き散らした結果、フロアはもうしっちゃかめっちゃかでしたね。しっちゃかめっちゃかです。あの状況はもう、この言葉以外に代替はききません。しっちゃかめっちゃかです。字面おもろ。

撒き散らされる情動と光の中、私も結構楽しんでおりました。しかし私はといえば、光のロックバンドには決してなれない人間でして、かといって闇にも染まりきらない半端者でして、そんな私にあの情動は、実に眩しかったですな。肩を並べられる気がしませんぜ。

お天道様の下の公道ではなく、照らされる隙間のない地下の裏道でもなく、中途半端な路地裏みたいなところに私はいます。どちらにも顔を出せるのは良いですが、どちらにも属せないのは辛いところです。別に「属したい」ってわけじゃないんですが、ハナから「属せない」っていうのは、中々に辛辣な事実になるもんです。拒絶をされてる、ってわけでもないんですがね。なかなかに難しい。

まぁしかし、この場所から見える様相はこの場所からしか見えず、それも結構面白いもんです。結局、どちらにも行けないのは私の人間性、格好つけて言えば魂の問題であるので、それはもう今後直しようがありません。嘘をついて場に馴染むことも、正直に言って場を壊すことも、私にはできんのです。せいぜい、この場所を充分楽しみながら、今世は死んでいきますぜ。どうぞ宜しくお願いします。