ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

冥福

2023/4/13

またひとり、バンドマンの知人が亡くなってしまいました。

彼とは、そこまで深い関わりはありませんでした。対バンもしましたし、会えば談笑をしてましたが、私から「友人」と名乗るのはおこがましい、それくらいの関係でした。しかし悪印象は全く持っておらず、笑顔の素敵なヤツでした。深く、ご冥福をお祈りします。

 

これくらいバンドをやっていると、バンドマンの死にはそこそこ会ってきました。バンドマンが早逝なのか、そもそも私くらいの年齢はそんなもんなのかわかりません。

しかし何度会っても慣れません。彼等の声が、音が、もう二度と新しく鳴る事はない、そう考えるとひどく悲しい気持ちになります。

せめて、しっかり生きていこうと思います。関係性の浅い私が言うのは本当は身勝手なのかもしれないですが、彼の分までしっかりと、生きていこうと思います。しっかり笑って、歌って、弾いて、叫んで、楽しんで、悲しんで、生きていこうと思います。